久々に書店で建築系の本を手にしたのですが、冒頭からパラパラとめくってみると旧石器時代の住まいから独自の建築感が論じられており、原始人の住居生活の模様なども書かれており俄然興味を惹かれます。目次の最初が「マンモスを食ってたころ」良い。通勤中の疲れた頭で読むにはコレだ!と思い購入しました。と、読み始める前は有史以前から近代建築までを俯瞰するような建築史の本だと思っていたのですが、それは勘違いでした(全体の8割までで、ようやくエジプトのピラミッドに到達…)。この本では全体を通して「人類の信仰の変化と住まいの変化の関係性」について多くの頁が割かれています。特に興味深かったのはキリスト教や仏教、イスラム教といった宗教が生まれるはるか以前の「地母信仰」「太陽信仰」が及ぼした住まい(そして建築)への影響についてのユーモラスな考察です。そして、日本の神社建築スタイルの三大源流である伊勢神宮・出雲大社・春日大社などは、建築と儀礼を通してこれらの信仰を現代に伝える機能を有している、といった興味深い記述もあります。そうか、神社にいって背筋がぴしっとする感じは縄文人の信仰とルーツがつながっているんだ!という、ちょっとした新発想。「人類と建築の歴史」藤森照信 ちくまプリマー新書
火星でネット環境整備中。移住しても仕事ができそう
6 時間前
0 件のコメント:
コメントを投稿